2024-11-22 初雪の次の日、念願の?鶏の丸焼き
朝から機嫌の良さそうな太陽ののぞく明るい一日。しかし窓を開けると雪に冷やされた空気が待ち構えているので油断してはいけない。
ふたつの授業の準備をしながら、勉強したのに忘れていることが随分あるなと思い出し作業。今の生徒さんには時間的に基礎のなかの基礎しか手渡せないからせめてそこだけでも穴のないようにしておきたい。土台が硬ければその先の自由度が上がるしね。
油を落としながらじっくりグリルしてあるので、写真から想像するよりもずっとさっぱりと鶏肉が食べられる。
昨日遅い時間にスーパーに滑り込んだ帰り、たまには出来合いのものを食べてもバチは当たらんだろと思って寄ったがすでに売り切れていたのでガックリと肩を落として帰宅し、今日こそはと早い時間に行ったところ今度はまだ焼けていなかった。1時間後においでとのことだったので再チャレンジしたところ良い匂いの前に数人のお客さんが。このほぼ過疎化している(個人的感想です)町で人の列を見るなんて!
たまに肉を刺してはまだもう少し、あともうちょっと、と作業する店員さんの背中を固唾をのんで見守り、見守りすぎている私を見守っていた私より前に並んでいた方に「お先にどうぞ(うふふ)」と譲られ、手に入れた丸焼き。
市場で鶏を丸ごと買うとこのくらいの大きさなら10〜12€くらいなので12〜14€くらいするかな?と思ったら6.5€とびっくりするほど安かった。どうして?ちゃんと儲け出てる?と心配になったのでした。味はもちろんとても美味しかった。
この肉屋には豚肉が売っていないのだけれど(イスラム系の住人が多い)羊肉は豊富、そしてスパイスや私にとっては馴染みのないおやつが売られている。タジン鍋も大小さまざまあって、一番大きなものはひとかかえほど大きさ。これを調理できる火ってどんな火だ?もしかして4口のガスコンロ全部を占領したらできるか…?いや、はみ出るだろう。キャンプとかで使うんだろうか。それともこの辺のみなさんの家庭のキッチンには大きな窯があるのかもしれない。
今度お店のひとに聞いてみようかな。